くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

住宅ローン返済が始まる前に、家計を見直すには?


Tさんの家計簿(鹿児島県在住)
[夫(公務員)37歳、妻(専業主婦)32歳、長女1歳]

今秋、マイホームが完成予定です。家計簿は3月現在のもので、この4月から夫は異動で手当が月3万円減ります。4月から私もパートを始めたので、収入が月12万〜13万円ほど増えますが、同時に発生する子どもの保育料(月2万4000円)や、今後の住宅ローン返済、固定資産税などの出費を考えると、先々が不安です。

マイホームには貯蓄から自己資金を650万円ほど充てますが、完成後は住宅ローンの返済が月7万円かかり、今、給与込みでもらっている住宅手当2万7000円はなくなります。

現在、夫は小遣いが月3万円。しかし、職場の付き合いなどでゴルフや飲み会があると、追加で渡しており、月の収支が赤字になることも珍しくありません。足りない分はボーナスで補てんしていますが、今後は小遣いを少し上げるなどして、追加で渡すのはやめた方がよいでしょうか。

また、2人目も希望していますが、今の状況で大丈夫でしょうか。今後どのようなやりくりをするべきか、よきアドバイスをお願いします。

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増収後は月10万円の貯蓄を目指し、ローンへの備えを
夫の小遣いは現状の月3万円とボーナス10万円でやりくりしてもらいましょう

マイホーム完成前に、家計をしっかり見直しておこうというわけですね。夫の収入減と住宅ローン開始に伴う支出増をカバーすべく、共働きを開始する決断は素晴らしいです。

パート収入が月平均12万5000円として、夫の手当3万円減と保育料2万4000円を差し引いた4月からの収入増は月7万1000円。そこから妻の職業費等に6000円を回すと、6万5000円残ります。現在の毎月の貯蓄と合わせ、秋までは月10万円の貯蓄を頑張りましょう。

夫の毎月の小遣い超過への対応ですが、異動により手当が3万円も減るということは、職場環境も変わり、交際費等が減る可能性が高いのでは? 現状の3万円でやりくりしてもらうことが大切。住宅ローンが始まると、住居費が月1万2000円増えますし、住宅手当もなくなるので。

ローン開始までに節約しておきたい費目は、食費、外食、電話、日用品、レジャー・被服、交際、雑費など。各1割削減すれば、住宅費増をカバーできます。秋までの節約分は引っ越し費用に回しましょう。転居後は住宅手当減などを考慮して、月7万円の貯蓄を頑張ってください。

突発的な夫の交際費等は、ボーナスで現在補てんしている年10万円内でやりくりを。特別収支で約37万円の黒字をキープし、毎月7万円の貯蓄ができれば、年121万円貯まりますよ。

固定資産税は、ローン控除による税金還付で当面はまかなえるはず。夫婦で力を合わせて、2人目の子育ても乗り越えてください。

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リビング福岡2019年4月27日号掲載 ※情報は掲載時点のものです