くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

高い保険料やカード払いが悩み、どう貯蓄に回す?


Kさんの家計簿(福岡県在住)
[夫(自営業)37歳、妻(パート)33歳、長女4歳、長男0歳]

夫は自営業で、毎月の収入は28万円~45万円とばらつきがあります。家計簿は平均額です。ボーナスや退職金もなく不安なため、保険料が高めの貯蓄型生命保険に入っており、手元に残る金額が少なく、カード払いする生活。夫は仕事柄、10万円前後の工具の買い替えが多く、どうしても出費がかさみます。

現在所有の車は夫の仕事用で普段使いは難しいため、夫はもう1台希望。私はあまり必要性を感じませんが、もし購入するなら中古で、頭金を100万円貯めてからと思っています。

教育資金は子どもそれぞれ毎月1万5000円ずつ貯蓄していますが、もっとペースを上げたいところ。10月からは長女の保育料が無償化される見通しで、貯蓄型生命保険はあと5年で払い込みが終了。浮いたお金は、それぞれ車購入の頭金や、貯蓄、iDeCoに回していきたいと考えています。

しかし、将来的に家の修繕費用や家電の買い替え、車の維持費もかかり、どう考えても貯蓄が増える気がしません。教育費や老後資金を作るため、アドバイスをお願いします。

A
まずはカードの未払い分を完済し、家計の立て直しを
口座を分けて、税金や事業経費とカードの支払いをそれぞれ管理しましょう

Kさんのお宅では、営業収入をすべて家計に入れ、仕事の経費も家計支出に合算しているので、お金の管理が大仕事になっています。

さらに、3カ月ごとに発生する税金を支払い月の支出としています。収入を平均化しても、支出が平均化していないため、年間黒字が不透明です。

頑張っているのに成果が見えない状況は辛いですよね。まずは、事業収支と家計収支を分別管理することと、クレジットカードの使い方と支払い方法の変更をおすすめします。

まずカードについて。リボ払いだと、限度額以内であればいくら使っても毎月の支払いは一定なので、管理がラクに感じます。

でも、3種類のカードの未払い金の合計は40万円に達しているようです。これに金利手数料(実質年率約15%など)がかかっており、とても高利の借金をしているのと同じ状況です。

この際、長女の定期預金を5万円に減らし、解約金70万円のうち40万円でリボ払いを精算すべき。そして10万円は家計用に妻名義で預金。ポイントが魅力でカード払いするなら翌月払いとし、使った分はこの口座に入金する習慣をつけてくださいね。

解約金の残り20万円は夫名義の定期預金(普通預金先の総合口座)に。この口座(当初残高32万円)では、事業費や夫小遣いのほか、2~3カ月ごとに払う税金や受信料、仕事に使う車関係費などを管理しましょう。

収入を事業用と家計用にいくら振り分けるか、貯蓄や積立投資にいくら回せるかを再計算すべき。車はレンタカーを上手に使っては? 保険の見直しも検討課題です。

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