くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

カードを使って賢く家計を管理するには?


Oさんの家計簿(熊本市在住)
[夫(会社員)34歳、妻(会社員)34歳、長女8歳、長男5歳、次女0歳]

現在、夫は海外赴任中。私は育児休業中で、近いうちに復帰予定です。

可能な限りクレジットカードを利用しており、食費と日用品などの用途で使用するカード2枚で管理。月々の支出予定を立てていないため、外食が多い月やレジャー費が多い月など、項目によって変動が大きいのですが、平均して各カードの支払い額が5万円内になるよう注意しています。

銀行に行く手間や支払いの手間を省いて家事・育児を効率化できることや、ポイント付与、使途が明確になることから、なるべく現金の使用は控えたいです。

また、夫も赴任先では、ほぼカード決済。仕事で急きょ手出しが必要な場合にもカードで立て替えるため、月によって引き落とし額の変動が大きいです。そのため夫の普通預金口座には、ある程度の金額を入れておく必要があります。

何かと家計の把握が難しい状況ですが、何とかやりくりをして、子どもたち3人分の教育費を貯めていきたいです。カード払いメインで上手な家計の管理方法があれば、アドバイスをよろしくお願いいたします。

A
2枚のカードの用途を月単位と年単位の支出に分けましょう
夫のカードは仕事経費と個人支出を分けて管理を

キャッシュレス社会の進展に伴い、家計管理において「カード払い」の比率が高まっています。

カードの中でも古い歴史を持つのが、Oさんが多用しておられるクレジットカード。買い物のほか、乗り物系ICカードのチャージ、電気代やガス代など各種公共料金の支払いにも使えます。

ポイントがつくお得感や明細書が家計簿代わりになる点から利用度を高めているのは理解できます。でも、用途別の使い分けをもう一工夫すべき。

というのも、日用品費カードはティッシュペーパーや洗剤や雑貨などの日常的な生活用品にとどまらず、レジャー費や被服費にも使われています。

カードの使用時期と預金口座からの引き落とし時期にタイムラグがあるので、さまざまな支出を月平均5万円の支払いに抑えるのは至難の業では?

2枚のカードで家計管理をうまくやるには、1枚(A)は「食費+日用品費+理美容費+通信費+ガソリン代」など、月単位でコントロールすべき生活必需費専用にするのが合理的です。

もう1枚(B)は「被服費+レジャー費+交際費」など、年間でコントロールすべき支出用にするといいでしょう。

Aカードは、カードを使うたびに支払明細書の金額を累計してください。Bカードも使った金額を累計すべきですが、年間予算を意識して使いすぎを防ぐことが大切です。

夫のカード(C)については、立て替えた仕事経費の請求漏れがないよう、支払い明細を個人支出と分けて管理すべき。また、どのカードも、使った覚えのない請求がないかのチェックを忘れずに。

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