まち FUKUOKA PEOPLE

平山みゆきさん(オフスイーツ店のオーナー)

今、福岡で注目の人にインタビュー。今回は糖質オフスイーツ店のオーナー

“スイーツ好き”が原動力に
「全ての経験が今に生きています」

平山みゆきさん

糖質オフスイーツ専門店「ミーク ラボリエ」のオーナー兼パティシエでありながら、管理栄養士、歯科衛生士、さらには糖尿病と闘う患者でもある平山みゆきさん。

さまざまな顔を持つ自身について、「好きなことに一直線に突き進んできた結果なんです」と明るく語ります。

◆糖尿病と診断されてから、大学進学を決意

もともとは歯科衛生士として勤務していた平山さん。「結婚後、好きなお菓子作りをもっと極めたいと製菓スクールに通いはじめ、続けるうちに自分も講師として働くようになりました。講師としてキャリアアップを重ねていた矢先に病気が分かった時は、大好きなお菓子を自由に食べられなくなるなんて…と、ショックでした」

仕事を辞め、食事療法に専念する中で“糖質制限”に出合ったと言います。「食事の内容を変えることで、ダイレクトに自分の体に影響があることが面白く、今度は栄養の勉強をしたくなったんです。『管理栄養士になるために大学へ行きたい』と相談したところ、いつもやりたいようにさせてくれていた夫から、この時ばかりは『自分で資金を貯めてから行きなさい』と言われましたね(笑)」

◆おやつで人の役に立ちたい

働いて資金を貯め、家庭と両立しながら4年間の大学生活を送り、昨年、管理栄養士の資格を取得。糖質オフスイーツ専門店を開店しました。

「病気や大学での勉強の経験から、“食が体を作っている”と強く実感。甘い物が好きだけど食べられない、罪悪感がある…と困っている人たちの、体や心の負担を減らしたいと思っています。そんな人たちのコミュニティー作りにも、これから関われていけたら」と、今後について話してくれました。

おからを使ったロールケーキやタルトレット類、マフィンなど、すべて栄養成分表示付きで販売
「悩んだ時はココに立ち返ります」という大学での栄養学の教科書。書き込みがびっしり!■ミーク ラボリエ
インスタグラム lowglu.sweets

平山みゆきさん
筑紫野市の糖質オフスイーツ専門店「ミーク ラボリエ」オーナー兼パティシエ。自身の経験から、糖尿病患者だけでなく、体や歯の健康が気になる人たちの“食べられないストレス”を“食べられるシアワセ”に変える糖質オフスイーツを研究・販売。

クラウドファンディング「Readyfor(レディーフォー)」で3月9日まで支援(3000円から)を受け付け中。支援はHPより、クレジット決済、銀行振込可能。

リビング福岡2018年3月10日号掲載