まち FUKUOKA PEOPLE

岩下 愛さん(全国で活躍するダンス教育指導士)

今、福岡で注目の人にインタビュー。今回は全国で活躍するダンス教育指導士

「おどり」と「あそび」を通して
もっと深く、もっと自由に!

岩下 愛さん

全国でも数少ない「ダンス教育指導士」として教員向けの指導・研修を行うほか、学校や公共施設で子どもたちへのダンス指導も手掛ける岩下愛さん。

ステップや振り付け指導などいわゆる「ダンスの先生」と異なり、子どもたちがダンスと親しむ時間や空間を心地よく進行する、“ファシリテーター(進行役)”としての役割を得意としています。

「“おどり”と“あそび”がテーマ。この二つを通して人との関わり方や体の使い方を発見したり、ダンスが得意な子もそうじゃない子も一緒に楽しめる自由な空気を感じてほしい。また先生たちとは、できる・できないの評価ではなく、ダンスを通したコミュニケーション法も共有したい」と岩下さん。

「将来的には、“ドッジボールするよ”という時と同じように、“ダンス”と聞くと子どもたちの気分がグッと上がるようになるといいな」と話してくれました。

◆双子の母として

また小学1年生の双子の母でもある岩下さん。「双子育児のあまりの大変さに、ほかの保護者とは分かり合えないと思っていました。でも本当はみんな大変なんだと気付いた時、いろんな家族がお互いを知る場所を作りたいと思ったんです」と、2014年に多胎児ファミリー・子育て支援団体「Work it out」を発足。多胎児以外の親子も集まる場づくりなどを続け、昨年には「おやこdeおえかき」をスタート。
観客の子どもたちも一緒に絵本の世界に入り込む「おやこdeおえかき」昨年の様子。次回は秋頃

小さな窓型の板に絵を描いたり、物語に沿って体を動かしたりするプログラムは、参加者の伸び伸びとした表情が印象的。「絵やおどりを通して相手や自分の深いところを知る…そんな感覚を子どもや大人に伝えたい」と話す岩下さん。大好きな「ダンス」と寄り添いながら、活動はさらに彩りを増していきそうです。

福岡に来てから九州の古墳の多さに驚き、古墳巡りが趣味に。グッズ収集も楽しみの一つ

■あそびおどり企画オドリクリエーション
 https://www.odorecreation.com/
■多胎児ファミリー・子育て支援団体
 https://www.facebook.com/workitoutfukuoka/

岩下 愛さん
あそびおどり企画オドリクリエーション代表。新潟県出身。東京でダンサーとして活動後、2011年に双子を妊娠し福岡に移住。現在は保育園・小中学校など教育機関や公共スポーツ施設でのダンス指導を手掛ける。㈳ダンス教育振興連盟JDAC認定講師/ダンス教育指導士

リビング福岡2018年6月23日号掲載