まち FUKUOKA PEOPLE

三天屋多嘉雄さん(グッドラックスリー所属、役者、脚本家、歌手など幅広く活躍)

今、福岡で注目の人にインタビュー。今回はドラマ「人生のメソッド」仕掛け人

旅芝居と現代劇をミックス!
企業の思いを描いたドラマシリーズ

三天屋多嘉雄さん

福岡の企業と、旅芝居を絡めたドラマ「人生のメソッド」シリーズ。旅芝居役者の主人公がアルバイトとして入った企業を舞台に、人情味あふれるストーリーを繰り広げます。

2016年の「大賀薬局編」、2017年の「英進館編」に続いて、今年6月には「明治産業編」が放映され、話題を呼びました。

このシリーズの監督・脚本・主演を務めるのが、三天屋多嘉雄(みそらやたかお)さん。

大衆演劇界のスター・沢竜二さんのもとで演技や脚本の書き方、演出などを学んだ後、東京工業大学大学院で文化人類学などの目線から演劇に関する論文を発表した経験をもつ“大衆演劇界の異端児”です。

◆経験を活かせる環境で

大学院卒業後、当時エンターテインメントを絡めた新たなコンテンツビジネスの展開を考えていたグッドラックスリー社社長に誘われて、入社。

「芸能事務所からの誘いもありましたが、芸能界よりも自分の経験や能力をフルに生かせると思っての決断でした」

その言葉通り、「人生のメソッド」では監督・脚本・主演として活躍。舞台となる企業への取材も行っています。

「ホームページや企業理念だけでは分からない、“会社の芯”となる思いが、取材を重ねるうちに分かってくるんです。そんな思いをドラマで描くことで、企業の魅力が多くの方に伝わるのでは、と思っています」

福岡からの発信にこだわるのにも理由があるそう。

「福岡は、企業がチャレンジしやすい環境だと思います。ドラマをきっかけに、企業間の相互プロモーションを実施したりと、考え方が柔軟ですね。“芸能の街”と言われる福岡からどんどん発信して、シリーズを重ねていきたいです」

これまでの作品は、同社のHPで公開中です。新作も楽しみですね。

■グッドラックスリー
 http://www.gl-inc.jp/

現在も、年に数回大衆演劇の公演に出演。華やかな舞台は、まるで夢の世界!「この環境の中で仕事をさせてもらっている、ということが“元気のモト”です」。写真は「人生のメソッド」撮影現場の様子

三天屋多嘉雄さん
沢竜二一門の花形座長「竜多嘉雄」襲名を経て、東京工業大学大学院修士号取得。沢一門の公演は年間500公演、海外でも活動。役者に限らず、脚本家・歌手など多彩な顔を持つ。グッドラックスリー所属

リビング福岡2018年7月14日号掲載