まち FUKUOKA PEOPLE

石渡麻美さん(福岡映画部)

映画にまつわるさまざまなイベントでにぎわいを見せる「福岡映画部」とは

大好きな映画を“自分ごと”に
「福岡を映画が薫る街にしたい」

石渡麻美さん

◆みんなで“見て語る”場を

「映画に学び、映画につながる」が福岡映画部のコンセプト。活動は、“語りの場”をセットにした簡易映画館の不定期開催。SNSでの告知を通して集まった人々で観賞後、語る(飲みながら)というものです。

「よく言われるのが、福岡の人は飲むのが好きとか、友達の友達は大体友達とか。人々がほどよい近さなのも、盛り上がる理由だと思っています」

もともと映画に詳しい方ではないと石渡さん。

「数年前、あるきっかけで映画が好きになりました。映画を見てはいつも、自分もあの女優さんみたいになれるんじゃないか、みたいな“幸せな勘違い”をしてしまうのですが、そんなふうに自分が好きになったものを自分ごとにしたくて。映画を学びたいと思ったのですが学べる学校や場を見つけきれず、作るしかないと」

映画に関わるさまざまな人を招待してトークイベントを開催するのも活動の一つ。

「その人がどんなにすごいことをやってきたとしても、やはり、実際に会って聞くのは学びの浸透度が違うので。映画部というプラットフォームがあるから、お呼びできると思っています」

イベントはフェイスブックやツイッター、インスタグラムで告知(画像は前回開催時のもの)

◆福岡を、映画が薫る街に

設立から約1年。「上映会だけなら目的と違う。映画と、映画にまつわる福岡のいろんな情勢の一端を担えるようになっていきたい」と石渡さん。

「パリみたいに、映画の薫りがある街ってやっぱり文化が違う。福岡にも映画の薫りをプンプンさせたいなと。だから、その拠点を作るべく『BUSHITSUプロジェクト』を進行中です。詳しくはまだ秘密」と石渡さん。

目標は他にも。「子育て中の女性は以前より映画館に行きやすくなったと思いますが、まだまだ。その環境作りに関わっていきたいですね」
近所のコーヒーショップでのひとときがお気に入り
■福岡映画部
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石渡麻美さん
北九州市出身、10年前から福岡市在住。フリーランスの仕事の傍ら、2017年12月「福岡映画部」を立ち上げる。メンバーは代表の石渡さんのほか、建築家、建築家、アーティスト、デザイナー、女子大生の総勢5人

リビング福岡2019年1月19日号掲載 ※情報は掲載時点のものです