まち・地元 FUKUOKA PEOPLE

牟田慎一郎さん(「アフリクオカ」実行委員長)

今、福岡で注目の人にインタビュー。今回は「アフリクオカ」実行委員長

人生を楽しむコツはシンプルに
“誘われたら行く、頼まれたらやる„

牟田慎一郎さん

◆さまざまな国際交流イベントや団体の中心的な存在

6月に福岡市・天神で開催されるアフリカンフェスティバル「アフリクオカ」は今年で3回目。アフリカ料理やワークショップ、民族衣装体験など賑やかな2日間です。

その実行委員長を務めるのが牟田慎一郎さん。外国人留学生のための奨学金を立ち上げたり、「アジア太平洋こども会議・イン福岡」で子どもたちを外国に引率するなど、いくつもの国際交流活動に携わってきました。

「多くの活動をボランティアで大変でしょう、と言われますが全然! 自分が楽しめることが大前提だと思っています」と牟田さんは意欲的です。
昨年の「アフリクオカ」の様子。今年は6/3(土)、4(日)に天神中央公園(福岡市中央区天神1-1)で開催。■アフリクオカの詳細は、Facebookで
 https://www.facebook.com/events/1954804301474400/

◆自分の引き出しを増やせば、言葉も心も豊かになる

牟田さんが国際交流に関わり始めたのは45歳の時。「会社以外に世界を広げ、人生をもっと心豊かに楽しみたいと思ったんです」と話します。以来、スリランカの子どもを支援する教育里親を第一歩に、今では、交流してきた子どもの結婚式に呼ばれたり、彼らが家族を連れて来日したり、世代を超えたやり取りが続いています。

世界中に交流の輪が広がる牟田さん。その秘訣を訪ねると、「“誘われたら行く、頼まれたらやる”ことです。そうすれば瞬く間に世界が広がり、人生が楽しくなります。アフリクオカも、知人のセネガル人青年に“福岡はアフリカのイベントがなくて寂しい”と相談されたからなんですよ」とニッコリ。

趣味を持ち、引き出しを多く持つことも大切にしている牟田さん。特技のハーモニカはイベントで演奏を披露するほどの腕前です。

「英語が話せても、話題がなければ話が続きません。日本人同士でも一緒ですよね。語る“話題”が豊かになれば人との出会いも増え、心も豊かになると思っています」

フィリピンのスラムの子どもたちとの交流で「本当の支援とは物やお金を与えるのではなく、“心に寄り添うこと”だと気づいた」と牟田さん

牟田慎一郎さん
「アフリクオカ」実行委員長、「創造性開発研究所」代表。ハビタット福岡市民の会、西日本スリランカ奨学金協会、福岡スリランカ友の会など数多くの国際交流団体の代表や理事などを歴任

リビング福岡2017年5月13日号掲載