グルメ&レシピ レシピいろいろ

秋~冬がまさに旬!“カナトフグ”と吹き寄せチャイニーズご飯

福岡県には魅力的な食材がいっぱい。月1回、それらの基礎知識やおいしい調理法をプロが提案!

今回の食材
シロサバフグ(地方名カナトフグ)

これから丸々と肥えてくる! 秋~冬がまさに旬

宗像漁業協同組合
代表理事組合長
中村 忠彦さん
http://www.jf-munakata.jp/

毎年、9月から12月までの限られた時期に漁が行われる「シロサバフグ」は、「カナトフグ」とも呼ばれ、親しまれている魚。福岡県では条例により、内臓などを取り除いた「みがきふぐ」という状態で販売されています。

宗像漁業協同組合の中村さんによると、この漁は時化(しけ)の多い時期であり、最後は手作業でフグが入ったカゴを引き揚げるため、他の魚に比べても格段に大変だそう。また、今年は例年よりも不漁とのことなので、店先で見かけたらチャンスを逃さず手に取ってみて。

「これから冬にかけて、その身は丸々と太ってきます。刺身、フライなどの揚げ物のほか、鍋料理に使うと、良いだしが野菜などに染みておいしいですよ」と中村さん。

見た目も華やか! おもてなしにもピッタリ
“カナトフグ”と吹き寄せチャイニーズご飯

【材 料】(2人~3人分)

  • 米…2合
  • シロサバフグ(カナトフグ)…300g(2匹程度)
  • 塩…小さじ2/3
  • サツマイモ…100g
  • カボチャ…100g
  • ニンジン…50g
  • シメジ…1/2パック
  • マイタケ…1/2パック
  • ショウガ…1片
  • カボス…1個
  • [A](酒…大さじ1、濃口しょうゆ…大さじ1、砂糖…小さじ1/2、オイスターソース…小さじ1/2、塩…小さじ1、ごま油…小さじ1/2)

【作り方】

  1. 米を洗い、30分ほど浸水しておく
  2. フグは骨付きのままぶつ切りにし、塩をふって10分おく。水気が出てくるのでキッチンペーパーで拭き取る
  3. サツマイモとカボチャは2㎝角、ニンジンは1cm角に切る(型抜きでも可)。シメジとマイタケは石づきを取り小房に分ける ショウガは千切り身離れが良いので、 ぶつ切りでOK
  4. 米を土鍋に入れ、[A]と水(分量外)を合わせて400ccにして入れる(炊飯器でもOK)
  5. 423を載せ、フタをして中火にかける。沸騰後、弱火で15分炊き、水分が残っていたらさらに弱火にかける。水分がなくなったら中火にして10秒加熱。パチパチ音がしたら火を止めて10分蒸らす
  6. 鍋底から混ぜ合わせて器に盛り、くし切りにしたカボスを添えて完成

調理のポイント

フグは骨付きの方がうま味が出ます。塩をふるのは生臭みを取るため。出てきた水気はよくふき取りましょう。野菜は型抜きすると華やかです。
レシピ考案・調理
今橋 幸子さん

「魚ごはんをもっと身近にしたい」と「お魚ごはん&カフェと料理教室 今橋家」をオープン。魚市場仲買人の父から仕入れた鮮魚を使ったメニューや、料理教室(鮮魚のお土産付き)が好評
http://imahashike.com/