くらし レシピ

“飲む点滴”「甘酒」パワーで元気に美しく!作り方やアレンジレシピも紹介

昔懐かしい、優しく素朴な味わいの甘酒。栄養価が高く、美容にも嬉しい効果が期待できるとして、愛飲する女性が増えています。甘酒のパワーについて、管理栄養士に聞きました。

甘酒は、腸内を整える“発酵食品”

最近、店頭で見かける機会が増えた甘酒。夏バテ対策として飲まれ、夏の季語にもなっているほどですが、そのパワーは、もちろん冬も有効。

“飲む点滴”とも言われるように、点滴と同じような成分が含まれています。

「発酵食品なので、腸にも優しいんです。1年を通して飲んで大丈夫ですよ」と、管理栄養士の手塚さん。

また、甘酒のパワーについての知識が広がり、購入者の年齢層も変わってきたそう。

「これまでは“昔の飲み物”というイメージが強いためか、年配の方がほとんどでしたが、昨年テレビ番組などで紹介されたことをきっかけに、若い世代が増えました。甘酒の力が、幅広い世代に伝わっていることを感じます」

あなたも、“甘酒生活”を始めてみませんか。 
甘酒には2種類あり! 購入時は原材料を確認して

酒粕を使ったアルコール分が含まれるものと、米麹から作られたアルコールをまったく含まないものの2種類があります。今回紹介するのは、米麹で作った甘酒。麹が米のデンプン質をブドウ糖に変えることで、砂糖が入っていなくても甘くなります(市販品には砂糖が入っているものもあります)。購入時は、原料のラベルをチェックして、「米・米麹」だけなど、原材料の数が少ないものを選びましょう。

ブドウ糖・ビタミンB群・必須アミノ酸が豊富で美容にも嬉しい!
素早くエネルギーに変わるブドウ糖を多く含むので、朝などの活動前に飲むのがオススメ。また、肌の健康や疲労回復に役立つビタミンB群、代謝の正常化を促す必須アミノ酸も多く含まれています。代謝が正常化すると、細胞が上手に入れ替わるので、肌や髪の健康にもつながります。
カロリーが高いので、1日コップ1杯程度に
甘酒は発酵食品でカロリーが高いので、夜飲む場合は就寝の2時間以上前に飲むようにして。1日コップ1杯(100cc)程度が目安です。あくまで“米から作られていること”を忘れずに!

教えてくれたのは
「サプリメントカフェ福神茶楼」
管理栄養士 手塚さん

サプリメントカフェ福神茶楼
(左写真は西長住店)
福神調剤薬局グループがプロデュースする、調剤薬局や介護事業所に併設されたカフェ。福祉用具・介護用品も販売。西長住店(福岡市南区)ほか、全3店舗あり。
http://www.fukujinsalon.com/

たっぷり作って冷凍保存! 炊飯器で甘酒作り

醤油や味噌に加えたり、塩を加えれば塩麹代わりにもなる甘酒。小分けして冷凍保存しておけば、半年程度保存できます。
【材料】※5合炊きの炊飯器の場合は、半分の量で作ると混ぜやすくなります
米麹…500g、もち米…2合、うるち米…1合
※もち米がない場合は、全部うるち米でもOK

【作り方】
  1. 米を研ぎ、2倍の水で固めのおかゆを炊く
  2. 60℃くらい冷ましたおかゆに、よくほぐした麹を混ぜる
    麹は熱に弱いので、作るときは60℃以下で。50~60℃くらいがベストです
  3. 炊飯器を「保温」にセットし、ふたを開けてふきんを1枚かける。2時間おきにしゃもじかヘラで優しく混ぜる
  4. 麹がやわらかくなって、甘くなったら保温のスイッチを切り、冷めるまで待つ。(6時間くらいが目安)
  5. 使う分だけ清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存。残りは食品保存用袋などに入れて、冷凍する。固作りにしているので、そのつど薄めて、温めて飲む
教えてくれたのは
「米米(まいまい)くらぶ食育教室」主宰
生活習慣病予防指導士
鬼塚 幸子さん

「自然食の会」理事として会運営を手伝うかたわら、お米や季節の野菜を主にした和風料理・食育教室を開催。毎月第2水曜日(変更の場合あり)13:30~16:00頃に「あいれふ調理室」(福岡市中央区舞鶴)で健康料理教室「おにごっこ」開催中。詳細は電話(TEL 090-4779-6814)を

ひと工夫で変身! 甘酒アレンジレシピ
「 あまざけのいちごプリン 」

【材料】 (4~5個分)
甘酒…200cc(1カップ)、豆乳…50cc、イチゴジャム…大さじ2~3、粉ゼラチン…1袋(5g)、水(ゼラチン用)…大さじ2

【作り方】
  1. ボウルに甘酒、豆乳、イチゴジャムを入れてよく混ぜ合わせる
  2. 粉ゼラチンを容器に入れ、水を加えよく混ぜる
  3. 2を電子レンジで20秒ほど加熱し、液状にする
  4. 3を1に加え、よく混ぜる
  5. 好きなカップに入れて、冷蔵庫で冷やし、固まったら完成
教えてくれたのは
「サプリメントカフェ 福神茶楼」
管理栄養士 手塚さん

製造元によって、風味や食感が大きく変わるのも甘酒の魅力。飲み比べてみませんか。

カノオ醤油味噌醸造元
「カノオの発芽玄米甘酒」
500g/565円

福岡県産米麹と米に、福岡県産発芽玄米を加えたヘルシーな甘酒。甘さ控えめのさっぱりとした味わいと、玄米の食感がクセになりそうです。
カノオ醤油味噌醸造元
糸島市加布里909
販売場所=同店、博多大丸、博多阪急、伊都菜彩ほか ※ネット通販あり
[問]TEL 092-322-2710
http://www.kanoo-soy.com/

白糸酒造
「しらいとのあまざけ」
900ml/770円

米麹と、地下70mからくみ上げた水だけで作った甘酒。さらりとした食感と、自然な甘みのさっぱりした味わいが特徴です。
白糸酒造
糸島市本1986 
販売場所=同店、糸島市内の産直市場、福岡市内ボンラパス各店 ※ネット通販あり
[問]TEL 092-322-2901
http://www.shiraito.com/

浦野醤油醸造元
「にじいろ甘酒・チョコレート」
(190g/540円、320g/864円)

チョコレート専門店「カカオ研究所」の提携農園で栽培、厳選したカカオ豆を使用。甘酒と濃厚なチョコレートの絶妙な味わいを楽しんで。3月頃までの販売。
浦野醤油醸造元
豊前市大字八屋1341-1 販売場所=同店、「DOCOREふくおか 福岡県商工会ショップ」(博多マルイ2F)など ※ネット通販あり
[問]TEL 0979-83-2326
https://urano-shoyu.com/

ベストアメニティ
十六穀生姜甘酒
(775g/1058円)

国内産の16種類の穀物とショウガを使用した、ノンアルコールの甘酒。自然の力で生まれた甘さに、ショウガのピリリとした爽やかな風味が効いています。
ベストアメニティ
久留米市三潴町田川32-3
販売場所=「ゆずり葉木の葉モール橋本店」(福岡市西区)など
※ネット通販あり(「ゆずり葉くらぶ」www.zakkokumai.com
[問]フリーダイヤル0120-580-359(月~土曜9:00~17:30)

リビング福岡2018年1月27日号掲載 ※情報は掲載時点のものです