くらし レシピ

不器用さんいらっしゃい! 華やか飾り切り入門

クリスマスやお正月など、人が集まる機会が増える年末。飾り切りした食材を加えるだけで、料理が華やかに変身! 不器用さんでも簡単にできて、見栄えが良い飾り切りの方法を料理のプロに教えてもらいました。お弁当作りにも活用できますよ。
切れ目を入れてねじるだけ! ねじり系

手綱かまぼこ

1 1cm幅くらいに切ったかまぼこの色のついた部分を、全体の4分の3くらいまでそぐように切り離す
2 そいだ部分の真ん中に、縦に切り込みを入れる
3 切れ目にそいだ部分の端をくぐらせて引き出し、元の位置に戻す

◆この食材でも…コンニャク、ちくわ など

ポイント
かまぼこは表面に色が付いたものを使うと切りやすく華やか。コンニャクやちくわは、2 の手順からでOK。ちくわは縦半分に切ったものを使いましょう
丁寧に刃先を動かして ギザギザ系

キュウリの松

1 キュウリを10㎝程度に切り、縦半分に。塩をふって3分ほどおく
2 塩を洗い流し、約1mm幅の切り込みを入れる。この時、下まで切り落とさないように気を付ける
3 包丁を寝かせて手前から奥へ押すように、次は奥から手前へ引くように。交互に切り込みを繰り返す

◆この食材でも…大根、 ニンジン など

ポイント
塩をふっておくことでキュウリがしんなりするので、松の葉らしいギザギザが作りやすくなります
同じ厚さで揃えて ヒラヒラ系

トマトのバラ

1 トマトを半分に切り、1~1.5mm程度の薄さにスライス
2 切れ端はとっておき、できるだけ薄くスライスし、クルッと丸めてバラの芯にする
3 スライスしたトマトをずらしながら伸ばし、2で作った芯を中心に巻いていき、形を整える

◆この食材でも…レモン、オレンジ など

ポイント
中心をしっかり巻くと崩れにくくなります。巻き終わったら、外側を花びらのように少し広げて
仕組みが分かれば簡単 切り込み系

ニンジンのチョウチョ

1 2mmほどの厚さで下まで切り落とさないように輪切りに。再度同様に輪切りにし、今度は下まで切り落とす
2 写真のようにⒶ~Ⓒの部分は切り離し、ⒹとⒺは切り込みを入れる。真ん中からチョウの羽のように開く
3 ★の部分を写真のように差し込む

◆この食材でも…大根、カブ など

大きめのニンジンで作ると、不器用でも細工がしやすいのでおススメ。スライスする際に、結合部はあまり太く残しすぎない方が、きれいに仕上がります
根気が大事 彫り系

ラディッシュの花

1 ペティナイフで頂点に「*」の切れ目を入れ、その線に合わせてV字に切れ込みを入れて星形を彫る
2 星型の外側に輪郭に沿った切れ目を入れ、写真(★)のようにひし形を彫っていくと、一回り大きい星ができる
3 2 の動きを繰り返しながら、葉の生え際まで彫り込みを入れていく

◆この食材でも…リンゴ、ニンジン など

ポイント
ペティナイフの刃の先端以外にテープを巻き、鉛筆のように持つと、細かい作業がしやすいですよ

【動画でチェック】もっと凝ったものにも挑戦!

トマトの花
カマボコのクジャク
薄焼き卵のキク
◆教えてくれた人
中村調理製菓専門学校 准教授
節句田(せっくでん)真一 先生
中国料理専門調理師。調理師専門学校卒業後、ホテルおよび中国料理専門店等を経て、現在、調理師・パティシエの養成校として開校し来年で70周年を迎える同校の中国料理担当。日本中国料理協会・技能功労賞・功績賞受賞。日本中国料理協会福岡県支部の理事を務める。
中村調理製菓専門学校