くらし 築40年!団地リノベ実行中

Vol3.団地リノベに立ちはだかる「規約」の壁

「リノベーション」「リフォーム」という言葉から想像するもの…それは、「壁をバシバシ壊して埃だらけになる図」や「むき出しになった骨組みから異常が見つかる図」ではないでしょうか。あれ?もしかしたらテレビ番組の見すぎ…?
 
いよいよ始まった工事。数日後に、作業を覗きに行くと部屋が様変わりしていました。
 

家の仕組みが分かるのはリノベ初期

 
築40年の間、一度もリフォームを行っていなかった部屋。購入した時から「水が通る配管はすべて取り替えます」と言われていました。

その作業はリノベ初期の段階で行われるため、床が剥がされていたのです。
床の下には骨組みがあり、配管がどのように通っているか丸見え。「うわぁ~!すごーい!!」これしか声が出ません。家がこんな仕組みになっているのか…と観察できるのは、リノベならでは。
 
放課後、帰宅した子どもたちを連れて早速工事中の部屋へ。「おぉぉ~!!!」予想通りの好反応。「すごーい!!」と声が上がります。母、大満足。

団地リノベに立ちはだかる壁

 
取り替える配管があるのは、水が通る「キッチン」「バスルーム」「トイレ」。
わが家はキッチンとバスルーム&トイレが壁を隔てて位置しています。そして給湯器はキッチン横のベランダ。
 
給湯器とキッチン、バスルームを繋ぐ配管が必ず必要なのですが、ここで「団地リノベ」ならではの問題が出現しました。ズバリ、「規約」です。
 
戸建てリノベの場合、構造上問題が無ければ施主の思うように間取りを変更することが可能だと思われます。しかし、団地リノベではそうはいきません。団地には数世帯が住んでいるわけで、それぞれが思い思いに工事をすると棟の全体的な問題がでてきます。
 
そこで決められているのが「規約」。私の購入した団地の場合、「躯体を改造してはならない」ことが定められていました。ふんふん、それってどういうこと?
 
つまり、壁を壊しちゃいけない。壁に穴をあけてもいけない。
当然間取りは変えられません。それよりも大きな問題は、「配管を通す穴もあけられない」ということ。「既存の穴を再利用して配管を通すしかない」ということ。
 
「別に問題ないんじゃないの?」と思いますよね?「みんな同じ条件でリフォームして住んでるんだし大丈夫でしょ」と私も思いました。しかし、思っていない人物が1人。それは…「追い炊き機能付きのお風呂」を熱望していた夫なのでした。