Vol6:リノベならでは!大工さんオリジナル「造作」


壁をぶち抜いて間取りを変えて、劇的に部屋の中を変えることは、規約に縛られてできなかったのですが、リノベならではの楽しみは残っています。それは「造作(ぞうさ)」。大工さんにその場で頼んで棚などを作りつけてもらうことです。
 

謎のドアを潰して壁と収納にリノベ

  
わが家には、「これは無駄だな」と思う謎のドアがありました。玄関から「キッチンに行くためのドア」と「リビングに行くためのドア」。ほぼ横に並んでいました。しかし、キッチンとリビングは二間続きになっているので、1つだけで問題なし。
 
私「このドア、潰して壁にできますか?」

大「できますよ。ニッチを作ったりもできますよ」

私「ニ、ニッチですか!(これはもしかして、憧れの北欧風というやつでは…)」

大「今からならどのようにでもできますよ」

私「じゃぁ、ニッチを作って、下に収納作ってもらえますか?」

大「収納の幅が狭いですけどいいですか?」

私「いいですいいです、トイレットペーパーとか洗剤とか収納できますよね。あ、棚は可動式にしてください」

大「ドアはどうしましょう?」

私「見た目壁と一体化してる感じで」

大「じゃ、取っ手は無しで、押して開くタイプにしましょう」
 
どちらかというと優柔不断な私ですが、この部分に関しては数分の軽い打ち合わせで決定しました。これは、ひとえに「妄想」のおかげと自負しております。この家での暮らしを妄想しまくっていたので、「ドア、いらんやん」「トイレットペーパー置く所、欲しいやん」と明確な要望が降りてたのです。妄想、大事です。

次に見に行った時にはドアが壁になり、その壁部分に収納と飾るスペースを設けることができました。
 

押入れにタンスを入れ込む

  
購入した団地は築40年。40年前と現在の生活スタイルは、きっと全然違います。
 
一番分かりやすいのは天井の高さ。購入した団地の部屋には、身長182センチの夫が油断すると頭をぶつけそうになる箇所がいくつかありますが、40年前に180センチ越えの人は珍しかったはず。
 
というように、中古団地の造りは今の生活にフィットしない部分も多いのです。収納も少なめで、基本的にすべて押し入れ。
 
具体的に生活を想像してみると、やっぱり収納がもう少し欲しい。そして存在感抜群のタンスを押入れに入れ込みたい…。

タンスを押入れに入れる考えは、最初に夫婦で間取りを考えた時に私が出した案でもありました。これも「妄想」の成果。タンスって存在感がありすぎますから…。かわいそうですけど、見えないところに隠れてもらおうと。

大工さんに相談すると「はいはい、できますよ~」とまたまた軽くクリア。

「補強しときますね~」と言われたのでおまかせしていたら、タンスを入れる予定の押し入れの壁に厚いベニヤを張って補強してくれました。タンスは重いので、確かに補強してもらった方が安心です。
 
この場所は引っ越し後に無事タンスを入れることができました。服をかけられるスペースにしようと突っ張り棒を渡してみたり、いろいろと工夫中です。