美容&健康 こころ、リセット

子育ての不安とイライラ 

我が子はこれで大丈夫なのだろうか。
出来ていないところばかりが目につき、毎日叱ってばかりで・・・。

そんな悩みをよく聴きます。

私の場合、我が子の幼稚園時代が不安とイライラのピークでした。

朝の準備がのろのろしていて、バスに乗り遅れそうになる。
ブロック遊びが止まらず、ご飯に呼んでも来ない。
サッカーの試合では、ボールを蹴らずに側転している。
休憩中、みんな練習しているのに、昆虫探しに夢中・・・等々。

何度言っても、直らないからさらに口うるさくなる。

この子は将来大丈夫だろうかという不安感がどんどん増してくる。
どうしていいかわからなくなっていたのです。

そんなときに、ひとつひとつ知識を得て、自分に気づいていくことは救いとなりました。

目的に向かって自ら動いていく力


精神分析学者のE・Hエリクソンが提唱している発達理論によると、36才の幼児後期は、自分から何か行動したいという自発性(積極性)を育む時期だといわれています。

同時に、それを行うことで叱られたり失敗したりするかもしれないという恐れ、つまり罪悪感も生まれてくる。

これらをバランスよく育みながら、目的に向かって自ら動いていく力を、この時期に獲得していくのです。

バランスというのは、自発性:7に、罪悪感:3ぐらいがよいそうです。

確かに、誰に教わったわけでもないのに、ブロックで恐竜や仮面ライダーの武器づくりに熱中する自発性(積極性)。

毎日毎日よく飽きないなあと見ていると、恐竜が合体したり、武器が変身したりする工夫を次々自ら編み出していくのです。

昆虫に興味を持ち、虫かごいっぱい数多く捕まえるのも同様。

子どもはきっと誰も、好きなことに関しては、好奇心いっぱいに自ら動いて、能力を発揮しているのですね。

子どもの自発性を尊重する


実は、順調な発達過程だったわけですが、そうとは知らず、
「ブロックで遊んでばかり!片付けなさい!」
「虫ばっかり捕まえていないで練習しなさい」
と、「やる気」や「積極性」の部分を認めず、出来てないところばかりにフォーカスして、叱ってばかりいたため、罪悪感が静かに膨らんでいき、自発性がしぼみかけていたかもしれません。

守るべき時間もあるし、協調性も大切なので、伝えていくことも調整も、時には叱ることも必要。

でも、まずは、自発性を尊重していくことのほうが重要だったのです。

それがわかっただけで、ずいぶん楽になりました。

ポジティブサイクルはつくることができる


振り返れば、自分の理想や好みの枠にはめようと、一方的に押し付けていたのでしょう。

息子が大切にしている世界や、個性を理解しようとはしていなかったのですね。

「何度言ってもわかってくれない」とずっと思っていましたが、私が息子をわかろうとしていなかったのです。

欠点はとりあえず棚に置いて、まずは本人のやる気を大事にしてあげよう。

私の気持ちが変わっていくと、伸び伸びイキイキしていくのが明らかにわかります。

すると、日常のいろんなところで自発性がほんの少し芽を出すようになり、行動が若干速くなったり。

ポジティブサイクルはつくっていけるのだと発見しました。

もちろん、晴れの日があれば、曇りの日も雨の日も、時には嵐の日もあるように、上出来な日ばかりじゃないけれど。
今は成長の途中。(母も成長の途中。)

日々いろいろあるけど、ぶつかり合いながら楽しみながら共に成長していこうねと、今も思い続けています。

松井美由紀
ココリセセラピー代表


一男一女の母親で、心理カウンセラー。きつかった子育て体験をもとに、お母さんたちの心のサポートを目指してココリセセラピーを2009年に設立。子育て心理講座を北九州市小倉北区で定期開催し続けている。心理カウンセリング、グループセラピーの他、教育関連等への出張講座や、コラム執筆の活動もおこなっている。

☆2017年ココリセセラピーのご案内☆
新年特別企画「子どもへのイライラ対処法」

日時:2017年2月24日(金)10時半~13時
会場:西部ガスヒナタスタジオ(リバーウォーク北九州隣)
住所:北九州市小倉北区室町1丁目(JR南小倉駅より徒歩2分)
参加費:2000円(リビング特別価格)
保育:800円(同上)
要予約

お申し込み&問い合わせは、HPの申し込みフォームよりお願いします。
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