くらし さとこさんのやまもも日記

わたしたちの母の日!

「さとこの日記広場」では、母の日のプレゼントに子どもたちの手作り化粧水を贈ります。2月のはじめにアロエとレモンと日本酒で仕込み、3カ月経ったらろ過し、瓶に詰めてラッピングします。

手作りの化粧水には子どもたちの思いが詰まっています
家が遠いので毎週は来られない小学6年生のGさんと小学2年生のKさん兄妹は、5月2日にその作業をしました。お母さんには用事を作って外出してもらいます。前週に作業を終了した小学1年生のMさんは、G・K兄妹のお母さんが帰ってきたらわかるように「ベルをならしてはいってきてください」との注意書きを玄関のドアの取っ手に貼って協力します。

ろ過紙から落ちる水滴の変化をじーっと見ていた4歳のKくんは、たまっていく化粧水の中にくるくる回る粒を見つけ、目をキラキラさせました。実は私もそれを初めて見たのです。子どもの目線で、とよく聞くし言いもしますが、それがこれなのだと気づかされました。
化粧水がポトンポトンと落ちるのを見る、4歳のKくんそして化粧水を作り上げたG・K兄妹は、お母さんに早く贈りたくて「今日はわたしたちの母の日です」と、今年の母の日(5月13日)を前倒しにするという快挙に出ました。

お母さんに早くプレゼントを渡したくて母の日を前倒しした、G・K兄妹

5月第2日曜日が母の日になったのは、1904年アメリカのアンナ・ジャービスが、亡き母に白いカーネーションをささげたことに由来します。日本も“右へならえ”しましたが、世界ではいろいろです。命にかかわる決まりは守らなければなりませんが、この「わたしたちの母の日」という子どもの自由な発想に拍手を送ります。

鍬塚聰子(くわつかさとこ)さん
【プロフィル】元中学校教諭。週に1度、子どもたちと一緒に日記を書いたり、料理をしたり、誕生日会を楽しんだりする活動「さとこの日記広場」(http://satokono.littlestar.jp/)を開催。現在、21年目。