くらし さとこさんのやまもも日記

わたしは?

「私」という漢字は、この稲は自分の分だとしっかり囲っている象形文字(「のぎへん」は穂先が先端に垂れかかる稲の象形、「ム」は小さく取り囲むことを示す文字)だそうです。本当の私って何だろう、と考え悩むことってありますよね。昨年、牧師の谷本仰さんのお話を聞いて、ああそうかと納得しました。

私は? 人間? ヒト? 母親? 日記広場の「さとこさん」だし、「おはなし♡どん・がらがらどん」の“おはなしやさん”だし、婦人之友愛読者の「友の会」会員だし、「グランパ句会」や「マイマイ工房句会」では俳人だし、「NPO法人抱樸の会」会員だし、冷暖房不完備で春秋限定の「やまももカフェ」のオーナーだし。

その関係の中から、知人のAさんとBさんはあそこでつながっていて、そこから私もCさんと知り合って、またDさんと…。こうしてつながることで、「そうか、良かったなあ」ということが多くあります。そう話すと、谷本さんは「私は渡し」と言われました。渡したり渡されたりすることで、「私」は生きていると。だから「生きる」ことが一番大事なのだと。
「北九州友の家」で行われる友の会の例会で話をした谷本さんを囲む、さとこさんたち音楽療法士で、「トリオ・ロス・ファンダンゴス」の提琴士(バイオリン奏者)でもある彼の教会で、毎週水曜に“一人でご飯を食べている人は寄っといで”と開いている、「すいようごはん」という会はすてきです。みんなで食べる夕食はおいしくて、「一人じゃないんだ、生きよう!」と思えます。
谷本さんと中島由紀子さん(ピアノ)とのユニット「いのちのうたデュオ」のライブの様子11月に行われたイベント「色音で遊ぼうinわくわーく」の様子。講師は、谷本さんとうどのあすかさん(画家)の即興絵画ユニット「色音」

鍬塚聰子(くわつかさとこ)さん
【プロフィル】元中学校教諭。週に1度、子どもたちと一緒に日記を書いたり、料理をしたり、誕生日会を楽しんだりする活動「さとこの日記広場」(http://satokono.littlestar.jp/)を開催。現在、21年目。