旅&おでかけ 特集(旅&おでかけ)

福岡県の紅葉が美しいお寺5選。2017年紅葉見頃も紹介

紅葉とお寺の組み合わせは、なぜかとってもフォトジェニック。思わず写真を撮って、自慢したくなりそうな県内のスポットを紹介!

目の前に広がる優雅な絵巻物の世界

自然の中に調和する、荘厳な「三重ノ塔」(写真)をはじめ、室町時代に雪舟の手で作られたと伝えられている「本坊庭園」のほか、「五百羅漢」など、見どころがいろいろ。紅葉だけでなく、本坊庭園前のイチョウも美しいことで知られています。

見頃は11月中旬から12月初旬で、特に11月25日以降は、日本画のような光景を楽しめます。「紅葉まつり」も開催(日程はHPを)。

本吉山 清水寺
■見学時間=9:00~17:00 ※月曜・毎月18日休み(11月は無休)
■庭園保存費=大人300円、小中学生100円
■みやま市瀬高町本吉1119-1
■TEL 0944-62-2001
http://www.fukuoka-kiyomizudera.com/

1000本の紅葉で赤く染まる境内は圧巻

「篠栗八十八ケ所霊場」の札所としても知られ、約1000本の紅葉でも有名。境内にある天王院参道の紅葉並木、百観音堂周辺のドウダンツツジなど、見どころが満載です。本堂では毎日護摩焚(ごまだ)きが行われ、線香の煙が立ち込める堂内は独特の雰囲気。見頃は10月末~11月中旬。11月12日(日)の紅葉まつりでは、観音市や音楽会も楽しめます。詳細はHPで。
鉾立山 吞山観音寺
■見学時間=9:00~17:00
■拝観料=無料
■篠栗町萩尾227-4
■TEL 092-947-6384
http://www.nomiyamakannonji.com/

色とりどりの紅葉と、山茶花のコントラストも魅力

弘法大師(空海)が日本で最初に創建したと伝えられ、「花と祈願の寺」とも呼ばれる鎮国寺。四季折々の花はもちろん、実は境内各所に500本以上の紅葉があることでも知られています。文殊堂から奥の院参道入り口が特に見どころ。紅葉の赤、イチョウの黄色、山茶花(サザンカ)のピンクの対比も堪能してください。見頃は11月中旬~12月初旬。
屏風山 鎮国寺
■見学時間=9:00~17:00(お堂)※境内のみは日の出から日の入りまで
■入園料=無料
■宗像市吉田966
■TEL 0940-62-0111
http://chinkokuji.or.jp/

糸島の山深く
樹齢400年の大楓は圧巻

福岡県と佐賀県にまたがる雷山の中腹に位置し、その大自然に抱かれる雷山千如寺。門をくぐると、樹齢400年、天然記念物の大楓(カエデ)やたくさんの紅葉が彩る庭園が迎えてくれます。鎌倉時代作の本尊「十一面千手千眼観世音菩薩像」は高さ4m以上。その厳かなたたずまいも必見です。大楓の見頃は11月10日前後、庭園は20日前後。
雷山千如寺 大悲王院
■見学時間=9:00~16:30
■拝観料=400円(堂内拝観の場合)、 入山料=100円(大楓・外庭のみ見学の場合)
■糸島市雷山626
■TEL 092-323-3547
http://www.sennyoji.or.jp/

秋の風情と歴史に思いをはせて

日本三大薬師の1つで、天武天皇によって創建されたと伝えられています。
100本以上のイロハモミジや、大杉、イチョウ樹林、「ケンポ梨」(市指定天然記念物)など、秋ならではの彩りにうっとり。善導寺本山の森を一望できる展望所もあり、雄大な眺めを楽しめます。近くにある「道の駅くるめ」周辺には、200本以上が並ぶハゼ並木も。
栁坂山 永勝寺
■11/18(土)~12/2(土)の10:00~16:00「紅葉まつり」開催 (この期間以外も見学は可能)
■入山料=中学生以上200円
■久留米市山本町豊田2155
■TEL 0942-44-1386

 番外編  英彦山(添田町)

九州北部豪雨で被災した添田町には、日本有数の紅葉の名所として知られる英彦山(ひこさん)があり、例年多くの観光客でにぎわいます。現在、英彦山へは問題なく通行できるので、足を運んでみませんか。
※大南線道路改良工事に伴い、10月末日までしゃくなげ荘先300~400m区間全面通行止め。深倉園地(深倉峡)方面への道は通行止め(2017年10月12日現在)

英彦山スロープカー

国の重要文化財に指定されている「英彦山神宮奉幣殿」まで気軽に上れる「英彦山スロープカー」は完全に復旧し、通常運行中。色とりどりに染まった山を眼下に、空中散歩気分を味わえます。
■利用可能時間=8:30~17:00、不定休
■料金=幸駅~花駅片道210円(4歳~中学生100円)、花駅~神駅片道310円(同200円)
※全線(幸駅~神駅)往復券830円(同400円)
■添田町大字英彦山1487
■TEL 0947-85-0375
http://www.hikosan-slopecar.info/
英彦山の紅葉は、例年11月上旬に山頂付近から色づき始め、11月中旬頃まで見事な彩りを楽しめます。「英彦山豊前坊高住神社」や、スロープカー始発駅「幸駅」の真横にある「銅(かね)の鳥居」など、フォトジェニックな場所がたくさんあるので、下調べをして出かけるのがおすすめ。「鷹巣原高原」にはススキが群生して、絵本の世界に迷い込んだような気分を味わえます。
銅の鳥居
鷹巣原高原

リビング福岡2017年10月21日号掲載 ※情報は掲載時点のものです