やみくもに覚えない!漢字は意味や成り立ちから好きになろう

突然ですが、我が子の漢字の間違いに驚愕した経験はありませんか?
漢字が意味不明の記号のような形になっていたり、必要のない部分に必要のないものがついていたり…。

漢字が苦手だという子供に聞いてみると、漢字をただ覚えなければならないややこしいものだと思っていることがわかります。

うーん、残念!

私の希望的観測かもしれませんが、漢字の成り立ちや、文字の意味、つくりやへんの意味などを知ることできっと興味が広がると思うのです。

漢字の成り立ち


漢字の成り立ちにはいくつかのパターンがあります。漢字がどのようにできたかによって「象形」「指示」「会意」「形声」の四つに分けることができます。

象形文字はそのものを表す絵からできた漢字です(日、月など)。指示文字は絵に表しにくいものを点や線などで示したものを漢字にしたもの(上、下など)。会意文字は象形文字や指示文字を組み合わせて、新たな意味を持たせた漢字のことです(音、森など)。

そして漢字全体の8割を占めていると言われるのが「形声文字」です。 形声文字は意味を表す部分と音を表す部分が組み合わさってできています(校、町、理など)。

形声文字の例に挙げた「校」は「交」と同じように「コウ」と読みます。
「町」は「丁」と同じく「チョウ」、「理」は「里」と同じく「リ」です。

普段の生活や漢字テストでどうしても読み方がわからなかった時、形声文字のルールを使うと読めることがあります。形声文字を探してみるとたくさんあって面白いし、日常生活でも役立ちますよ。 
複雑な漢字も様々な漢字の組み合わせたということがわかれば、妙な記号のような漢字を書くこともなくなるでしょう。 

多くの小学生は毎日の宿題で漢字ドリルや漢字スキルをこなしていると思います。文字を繰り返し書くだけではなく、こうしたパターンを知って興味を持った上で練習すると習得が違うような気がします。

漢字の意味


漢字には一文字一文字に意味があります。このことが分かっていれば

ふじのやまい



富士の病

とか

不二の病

などと書くことはないでしょう。

例えば「治」という字を覚える場合、訓読みの「おさめる」、音読みの「チ」などと一緒に、この文字が一文字で「世の中をおさめる」「病気をなおす」という意味があるということをなんとなくでも知っていれば、応用が利きます。

「政治」「治安」「治療」「不治の病」といった熟語も、理解したうえで頭に入ってくると思います。

これが分かっていないと、妙な熟語を書いても気づかないことに…。もちろん熟語の意味もあわせて覚えることが大前提です。

へんやつくりの意味


へんやつくりの意味は、簡単に覚えやすく、使いやすいので是非覚えておきたいものです。

きへんは木に関する漢字、にくづきは体に関する漢字、さんずいは水に関する漢字、やまいだれは病気に関する漢字…など、それを知っているだけで漢字の意味が理解しやすくなります。

へんやつくりの意味を覚えるときに有効なのが「部首バトル」です。
以前紹介しているので、参考にしてみてください。
クイズ番組を参考に「部首バトル」で楽しく漢字を身に着けよう!

漢字の意味を理解していれば、熟語の意味も理解しやすくなります。意味が理解できれば覚えやすくなり、漢字を好きになれるはず…。

漢字が大好きだった私はそう信じて、記号のような漢字を時々書きがちな息子に向き合っています(笑)