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維新の風に誘われて~山口日帰りツアーで歴史も自然もグルメも!

2017年12月31日まで、山口県で実施されている大規模な観光キャンペーン「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」。
“福岡からはちょっと遠くて…”と思っているあなた!
日帰り旅行でも、山口県の魅力にたっぷり触れられますよ。
「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」には、グルメ・自然・歴史などを満喫できる多彩なプランが用意されています。
今回、プレスツアーに参加してきました。

まずは、「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン・明治維新150年特別企画」として行われている街歩き企画「古地図を片手に、まちを歩こう」の体験。
今回訪れたのは、光市の「室積」です。

地元の港町として発展した室積には、回船問屋などが軒を連ねていた通りや、平安時代の創建と言われる「普賢寺」など、江戸時代のにぎわいや人々の信仰心を感じさせるスポットがいろいろ。
「周防橋立」とも呼ばれる海岸線や、「象鼻ヶ岬」など、海と空が織りなす美しい風景も見どころです。

地元ガイドさんの解説を聞きながら歩くと、パンフレットだけでは分からない細かい部分にも気付くことが出来て、より街歩きを楽しめました。
ガイドさんとのおしゃべりも、楽しみの一つになりそうです。
この地域で長年暮らしているガイドさんならではのこぼれ話も江戸時代は毛利氏の祈願所でもあった普賢寺
ちなみに、「古地図を片手に、まちを歩こう」は山口県内と島根県益田市で実施されています(全28コース)。
参加者は、参加コースの「古地図リーフレット」がもらえるほか、スタンプを15個以上集めた人には古地図リーフレット全28種がセットになったコンプリートボックスのプレゼントも。
このコンプリートボックス、本棚に並べたくなるような格好良さ!
スタンプラリーは2018年12月までの各コース実施日に行われているので、季節ごとに山口へ出かけて集めるのもいいですね。

詳しくは「古地図を片手にまちを歩こう」HPを。
https://www.oidemase.or.jp/kochizu/​



次に訪れたのは、「瀬戸内のハワイ」とも称される周防大島町。島と本州をつなぐ大島大橋からの眺めは、まさに絶景!
ツアーの日はあいにくの曇り空でしたが、晴れた日は素晴らしいブルーの海と空を楽しめるだろうな、と想像できました。

“インスタ映え”間違いなし!の「みかん鍋」


バスの中から島内の風景を見ていて気付くのが、みかんの木の多さ。それもそのはず、周防大島町は山口県のみかん生産量の約8割を占めているんです。
そこで、島のみかんをPRしようと生まれたのが、写真に撮らずにはいられないほどインパクト大なビジュアルの「みかん鍋」!
昼食は、この「みかん鍋」を提供している「千鳥別館 粟屋」でいただきました。

お庭もステキおなかいっぱい食べても、みかんの爽やかさで「まだ大丈夫!」という気分になりました
みかん表面の焼き印は、JA山口大島の基準をクリアした、低農薬みかんの証。
小ぶりで皮が軟らかく、「鍋奉行御用達」の焼き印があるみかんのみが鍋に使用されます。
家庭でみかんを買ってきて鍋に浮かべても「みかん鍋」にはなりませんので、ご注意くださいね。

みかんを練り込んだつみれや、みかんの優しい甘さを楽しめる「みかんもち」、しっかりとした食感の「島豆腐」、バラエティー豊かな魚介類など、地元が誇る食材がたっぷり。
隠し味の「みかん胡椒」は、みかんならではの爽やかな風味とピリリとした辛さがクセになりそうです。鍋だけでなく、いろいろな料理に使いたくなりますよ。
そして、肝心のみかんの味は…ぜひ、あなた自身で確かめて!

シメは、ふんわりメレンゲの「みかん雑炊」で。
みかんパワーのおかげか、体の芯まで温まって汗だくになりました。

雑炊には「あおさ醤油」をかけて食べるのがオススメ
そして、もう一つの目玉が「太刀魚の鏡盛り」。

鏡のように輝く、太刀魚
周防大島周辺は、瀬戸内海でも屈指の太刀魚の好漁場で、山口県内の漁獲量の約6割を占めているのだとか。
そこで生まれたのが、創作刺身料理「太刀魚の鏡盛り」。
「毬みかん」で太刀魚をポンポンと叩いて身を引き締め、炎であぶることで、香ばしさと皮の食感をより楽しめるようになるんです。
「太刀魚ってこんなにおいしかったんだ!」そんな声も聞こえてきそうな、一品です。
バーナーで丁寧に炙っていきます炙った太刀魚の身がくるりと巻いて、菊の花のよう新鮮なお刺身に舌鼓
「みかん鍋」を味わえるのは3月下旬までなので、早めにどうぞ。
「太刀魚の鏡盛り」は、1年を通して食べられますよ。
 

鍋とお刺身の後は、舟に揺られて地酒を堪能


おなかいっぱいになったところで、岩国市の錦帯橋へ。
言わずと知れた山口県の観光スポットですが、桜の季節のイメージが強い人も多いのでは?
実は、秋の錦帯橋も風情があっていいんです。
そう、思わずお酒がすすむような…。

ということで、同キャンペーン限定で、錦川に浮かぶ遊覧船で岩国にある5つの蔵元の地酒を飲み比べできる「秋の錦帯橋『地酒舟』」を開催中!
錦帯橋と秋色に染まった景色を眺めながら、しっぽり地酒を満喫…。
日本酒好きには、たまらない企画です。
お酒だけでなく、郷土料理が入った弁当も味わえるので、お酒が飲めない人もぜひ。船上から錦帯橋を見上げつつ食べるお弁当の味は、格別ですよ。

岩国が誇る5種類の地酒とお弁当、乗船料込みで1人3000円船から眺める錦帯橋もオツなものです
11月25日までの毎週土曜日に運行しているので、興味がわいた人はすぐに申し込みを!
予約・問い合わせは、岩国市観光協会 鵜飼事務所(電話0827-28-2877、http://ukai.iwakuni-city.net/)へ。

日帰り旅の締めくくりは、錦帯橋から上流約5キロにさかのぼった山あいにある「村重酒造」見学。
明治初期に創業した「森乃井酒造株式会社」を1959年に継承して以来、山口県独自の酒米「西都の雫」や、酒米の王様と言われる「山田錦」を主に使用した、風味豊かなお酒を造っています。


お酒だけでなく、村重酒造の見どころはこれ!
直径なんと5mの日本一の大きな杉玉「玲瓏(れいろう)」です。

隣に立っているのは村杉酒造の部長・高本さん。大杉玉の巨大さが分かりますね
村重酒造を代表するお酒「金冠黒松」の誕生50周年を記念して2009年に制作され、2013年に初めて掛け替えされました。
その大きさは、圧巻!の一言です。

見学した時は、精米の真っ最中。
お酒の種類によって精米歩合が変わり、純米吟醸や大吟醸などの特別なお酒の場合は、60~35%にまで精米するそう。
精米歩合を35%まで削るのに約100時間かかるとのことでした。
精米時の良い香りが漂っていました
工場見学をすると、手間をかけて作られていることを実感しますね。
今度からは、じっくり味わって、大切に大切に飲みたいと思います。

ということで、午前10時前から午後5時までの短い間でしたが、密度の濃い“山口時間”を過ごしました。

今回紹介したのは、「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」のほんの一部。
見れば見るほど行きたい場所が増えるキャンペーンの公式サイトを、ぜひチェックしてくださいね。

■「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」公式サイト​https://www.oidemase.or.jp/yamaguchi-dc/



<おまけ>

今回、出会ったネコたち