ワタシの本音 オンナゴコロ研究所

相次ぐ有名人の公表に「乳がんを話題にした」が8割。一方で受診は…? 自分のため、家族のために、行動に移す勇気を

近年、有名人が次々に乳がんを公表。自分のこととして意識した人も多いのではないでしょうか。では、検診には行ってる? みんなの意識や実態を調べました。

今回のオンナゴコロ研究所のテーマは…
乳がん検診

ブログで闘病をつづっていたタレントが、幼い子を残し若くしてこの世を後にしました。日本中が悲しみに包まれたのも記憶に新しい中、8割もの人が「ここ一年に、身近な人と乳がんについて話をした」と回答しました。ただ、多くの人が不安になり検診の申し込みが殺到したという数カ月前に比べ、最近は明らかに話題に上ることが少なくなった気がします。

今回のアンケートでは、「乳がん検診を定期的に受けている」という人は全体の55.1%。一方で、前回受けてひとまず安心したからと、「ここ2年以上受けていない」という人も4人に1人を超える結果に。

受けていない理由は、「なんとなく面倒」「忙しくて時間がとれない」を抑え、「きっかけがない」が1位でした。受診するまでは確かにおっくうですが、実際に受けた人のほとんどが、安心を得られたことで「受けてよかった」と回答しています。中には「早期で乳がんが見つかったから」(ビビ・40)という人も。

10月はピンクリボン月間。この記事を読んだことをきっかけに、検診を受けに行きませんか。きっと「受けてよかった」と思うはずですから。

 

決して他人事ではありません ~読者の体験談から~
■私が中学生の頃、母が乳がんになり、将来自分も同じ病気になるのだろうという思いがありましたが、子育てに追われる日々を過ごしていると、なかなか検診に行く機会を逃してしまっている状況でした。今年、しこりを感じたので乳がん検診を受けました。結果は異常なしでしたが、子どもを残して先に逝ってしまうかもと頭をよぎった時、家族を守るためにも定期検診は大事だなと再認識しました(あいちゃん・37)

■まさか自分がと思うけど、乳がんになっていました。自覚症状もなくほんとにビックリしました。幸い初期だったので治療が苦痛ということはありませんでした。なかなか予防は難しいと思うので、「定期的に検診をして、発見するなら早めに!」とみんなに勧めたいです(ゆか・46)

■最近学生時代の友人に久々に連絡をとってみたところ「昨日乳がんと告知された」との返信が。何と返信していいか迷いながらもLINEのやりとりをする中で「親に伝えるのが一番難しい」と言っていた友人の言葉がとても重く感じました(うさみみ・37)

■乳がんにかかった友達や親戚はいますが、それでも自分は特にしこりもないから、と安易に考えていましたが、二人の友達を、同じ乳がんで亡くし、すごく怖くなり受診しました。苦しむ姿をみて、受診は大切だと思いつつも、ここ二年ほどはマンモに行けていないので、この機会に今年は受診の予約することにしました(ここちゃん・48)

■自分は大丈夫と思っている人は、その根拠を自信をもって言えますか。 検査をして安心をしてほしい。 ほんの数時間で終わりますよ(やっちゃん・55)

■早期発見が大事です。母の日や敬老の日などのように1年の中に行事として取り入れるくらいの気持ちで検診に行ってみることを勧めます。告知も闘病もつらいものですが、がん仲間と励ましあって、家族の思いも変わります。発病はつらいけど、とても貴重な経験です。なるべく明るく前を見て歩いています(かっぱちゃん・55)

※平成29年9月22日~26日、福岡在住の30歳以上の女性にインターネット調査。有効サンプル数414

リビング福岡2017年10月18日号掲載