ホンネ オンナゴコロ研究所

あの時の危機感はどこへ?「実感しつつも手つかず」がこんなに!

もうすぐ防災の日。あなたの備えは万全?避難の際に心配なことは?福岡在住の女性たちに聞きました。

あの時の危機感はどこへ?「実感しつつも手つかず」がこんなに!
思い立ったが備えどき。
今こそ考えたい、女性ならではの防災

隣県・熊本で起きた震災から4カ月。あの時は誰もが“いざという時”を想像したはずなのに、「地震を機に準備をした」という人はわずか1割強。「しなければと実感はしているが、具体的にはできていない」と答えた人が実に7割にも上りました。
折に触れてニュースや人づてに被災地の今を見聞きする機会があるものの、残念ながら、既に危機感が薄れてしまっているのかもしれません。
Q.日頃から災害に備えて準備をしていますか?

防災の日を前に、もういちど防災対策について考えてもらいたい…そんな思いから、「もし避難を余儀なくされた場合、どんなことが心配ですか」とたずねました。すると、家族との連絡、食料等の確保、避難所の衛生管理のことなどに加え、「風呂・トイレ・更衣室など女性のプライバシーを確保してもらえるか」「生理用品や下着などの物資が支給されるか」といった、女性ならではの回答が上位に。

Q.避難や避難生活において心配なことは? [複数回答] ※上位を抜粋

 1位  家族とすぐに連絡がとれるか(78.5%)

 2位  風呂・トイレ・更衣室など女性のプライバシーの確保(73.9%)

 3位  十分な食料や生活用品が手に入るか(73.6%)

4位:避難先の衛生管理(61.7%)
5位:避難先がすぐに見つかるか、入れるか(58.1%)
6位:体調をくずした場合の医療体制(51.5%)
7位:生理用品や下着など女性に必要な物資が支給されるか(50.8%)


他にも「女性や子どもへの犯罪の増加」、20~30代を中心に「子どもや乳児を連れて無事に避難し安心して過ごせるか」、60代以上を中心に「高齢者や病人が無事に避難し安心して過ごせるか」、ペットがいる人は「ペットと一緒に避難できるか」といった心配も。

「世話をしてくださる方は男性が多く、女性や子どもの物を申し出にくい、気づかれにくいと聞きます。ぜひ女性の視点も取り入れていただけるとありがたいです(ごんてつ・42)」。 安心で安全な避難には、女性たちの声が活かされることが不可欠ではないでしょうか。

一方で、自分でも準備しておけることは少なくないはず。いつ、どこで起こるか分からないこその備えです。心配なことへの対策を、このタイミングで調べておきませんか。

災害に備えて ~みんなの工夫と心構え~

■マンションなので玄関に、子ども用・大人用と分けていろいろ備蓄(うーたんたん・31)
■断水になったらとにかくトイレができず大変と聞いたので、ペットシーツやナプキン等、簡易トイレの代替になる物を準備(めい・38)
■子どものオムツ・離乳食や防寒など、いざとなったら売っていないものを補充している(ゆっぴー・39)
■家族3人が3日は生きていける分の食糧・水の確保。風呂の水は、断水の時のトイレ用に翌夜までとっておく(HANA・48)
■非常の際に2~3日はまかなえる生活用品の準備と持病の薬とお薬手帳を入れて枕元に置いている(kameko・49)
■賞味期限がいつの間にか切れそうになっているので確認。すぐに出られる服装も意識(なお・51)
■東日本大震災後に準備した持ち出し袋の中身を熊本地震後にあらためて点検したら、ウエットティッシュが乾燥し始めていた。時々見ないといけないなと思った(もも姫・58)
■夫婦でいざいという時の役割分担を決めている(ホワイトホース・66)


※平成28年7月21日~26日、福岡在住の女性にインターネット調査。有効サンプル数303