ホンネ オンナゴコロ研究所

PTA・保護者会活動

この時期、お母さんたちの気持ちを重たくさせる(?)、“役員決め”。シビアな現実と本音を紹介します。

必要だけど、するのは負担…母親たちは何かとモヤモヤ
変わりゆく時代の変わらない任務

 幼児以上の子どもがいる母親の約8割が役員・委員を経験済み。
「自ら積極的に引き受けた」人も3分の1はいるものの、「断れずしぶしぶ引き受けた」という人が最も多くを占めました。

 選出方法は、子ども1人につき1回は強制、役員候補には事前に根回し、問答無用のくじ引きかじゃんけん、それでも決まらない時は「強い親が気弱そうな親に押し付ける。それしかない」(てんつー・35)と、なかなかの緊張感!

 なったらなったで、仕事を休んだり、下の子を誰かに預けて出席したり、はたまた欠席者の分を真面目に出た人が担う羽目になったりと、何かとモヤモヤ…。


 それでも「正直、必要だと思う?」の質問には、7割が「思う」と回答。
働く人が増えたり、同学年の親でも育児や介護があったりと、母親たちを取り巻く環境も変化する中、「会合は少なくシンプルに」(れんみおママ・34)、「業務を簡潔にまとめ、誰が引き継いでも安心して引き受けられるようにした」(進ちゃん・45)など、工夫して改善しようとする声も多く聞かれました。

 さて、「仕方なく手を挙げた」「断れず引き受けた」という人でも、8割前後が「引き受けて良かった」と回答。「子どものためになった」「情報交換に役立った」という実感が充足感につながるようです。

 今年度の役員・委員に選ばれた皆さんが「良かった!」と笑顔で言える一年間になるよう、オンナゴコロ研究所も応援しています。



汗と涙と喜びの活動エピソード
■子どものためなら、なんのその
  • 学校での子どもの様子を知ることができたり、人脈が増えて良かった(トマティ・40)
  • 先生方と仲良くなると、やっぱり子どものことも気にかけてくれる。顔見知りがたくさんできるので、行事に参加しやすい(まんじゅう・44)
  • 役員が無理せず、できる人ができることをする。先生方とも普段から忌たんのない意見を交わす。すべては学校や子ども達の事を考え、学校、親、家庭、地域で子どもたちを育てる(あいちゃん・65)
■だけど、やっぱり大変!そんなとき頼りになるのは…?
  • 活動のため、下の子を幼稚園のお預かりに預けるたびに、利用料がかかって釈然としない気持ちがあった(たま・43)
  • 有給を時間給で取って出席していた。プリントなどは夜中に作っていた(けいちゃん・46)
  • 働いていることを理由にできないと断る人がいましたが、専業主婦だって朝から晩まで大変なのに!と悔しく思ったことがあります(ぼちぼち・58)
  • 日中の集まりの時は早退したり、抜け出して参加。夜の集まりの時は実家の母がきてくれて子ども達を見てくれます。周りのサポートがあるのですごく助かっています(りゅーち・32)
  • 1歳の娘はおんぶ。4歳の息子は保育園。長男の小学校の役員会があるときはお迎えが遅くなるのでお友だちママにお迎えを一緒にしていてもらったり、回りに沢山助けてもらいました(はるめい・43)
  • まだ小さい子を持つ親同士で二人で一人みたいにして引き受けたことあります。お互いに都合で行けないときはカバーし合って楽しく活動できました(あずき・57)
■今となっては、意外なメリット
  • 夜の会合は、中学生の長男に一年生の次男を任せて行くことになる。意外にも兄弟仲がよくなった(笑)(ナッチュ・38)
  • 小学校の役員で朝の交通安全指導で旗を持っていると、子ども達とだけでなく近所の人ともかかわれて安心感ができた(さぶ・40)
  • 大変なのは当然ですが、交友関係も広がるし、学校の事もよくわかり、勉強になりました。 大変だったことも、今となっては笑い話かなー(憂沙・45)
  • 受けるまではできれば避けたいと強く思っていましたが、思い切ってやってみたら色々なお母さん方と仲良くなれたり、学校の事や子供の様子等がよくわかって楽しかった。低い学年で受けると入りやすいと思います(ごまチャン・52)
  • 私が引き受けたのは広報で、集まって話し合ったり、取材の機会が多かったので、とても仲良くなりました。同じ地域でできる友達は、これからの人生においても貴重な存在です。子どもの為と思っていた役員は実は自分のためになっています(AURORA・58)
■試行錯誤して解決!?
  • 負担が少なくなるように役員会の回数を減らし、ラインでのやりとりなどで対応した。しかし、そうなると役員同士の係わりが減り、昔より仲良くなれなかった気がする(はるめい・43)
  • みんなで役をするのではなく当番制でできる組が順にやっていくことで働くお母さんをみんなでサポートしてもらいました(ゆうあおさん・43)
  • PTAの役割を重なった仕事を洗い出し、役割を減らした。一人一役で、全員何かしら手伝う仕事を作った(えい・44)
  • 楽しく活動できた。というか、楽しく活動しようと自ら思って活動した。いい意味で「細かく考えないで適当にやること」を目標にやった(りょあやりた・49)
  • 色々な保護者がいらっしゃるので、得意分野の声掛けで、チーム編成(ウルトラの母・50)
  • 一緒に出来そうな委員会をひとつにまとめて、全体の委員会を減らした。その補助的な役割として役員が手伝う(ごうちゃん・52)
■ここだけの話~ビックリ&感動エピソード
  • PTA会長(男)、副会長(女)が不倫をしていた(とらえもん・31)
  • 幼稚園の保護者代表決めは、園長が菓子折持って自宅まで白羽の矢を立てに来る…こわーっ(たま・43)
  • 友人の話ですが、前年度の委員さんからダメだしのメール、電話が毎日のようにあり、ノイローゼになっていたそうです(まみこ・46)
  • おとなしいお母さんがメキメキ積極的になっていった事。 飲み会ではゴーカイ姉さんになっていました(すみ・51)
  • 子供たちの卒業式の時、母親たちもいろんな結びつきができていたので、これで終わりというのがさびしくて大泣きしました(るいるい・53)
  • 転勤族ですが、こちらではPTAと先生たちとの飲み会があってびっくりしました(りん・60)
※平成28年3月17日~23日、福岡の幼児以上の子どもがいる女性にインターネット調査。有効サンプル数184